2010年05月23日
VFC M4GBB解体新書①
おはようございます。バグダッドです。
今日は日本全国あいにくの空模様ですがいかがお過ごしでしょうか。
えぇ、こちらも今日は外でBQの予定だったんですが急遽中止となってしまいました。
さて、そんなわけで昨日ですがVFC M4GBBが1つ到着しました。
これはサンプルなので販売できませんが、そのかわりバグダッドでいじくり倒してやりたいと思います。
小奇麗な化粧箱に入っての到着です。さすがVFCです。なのでWEみたいに箱を裏返してガムテープをベッタリ貼るという手抜きが出来ません(笑)
レシーバーはアッパーだけ油でテッカテカになってて初めは驚きますが、触ってるうちにマットな感じになっていきます。ワックスオフかパーツクリーナーで脱脂してもいいと思います。
というか絶対したほうがいいと思います。このままではオモチャみたいです。
刻印は米コルト社の正式ライセンスを受けています。だからイノカツみたいに数に限りがあると思います。
でもちょっと刻印の彫りが浅いかな。
アウターバレルは基部から2ピースのアルミ製。バレルの刻印が無いのは非常に残念。
そしてこの辺から、今回のM4の目玉となる独自機構がいろいろ出てきます。
まず実物に近い形状をしたハンマー。ローラーが無ければかなりリアルでいい感じなんでしょうが、これでも十分カッコいいです。
そしてその手前に見えている見慣れない小さなパーツですが、これは通称ボルトラッチと呼ばれています。
このラッチはボルトが後退するとバルブノッカーを引っ込める役割がありますが、これはノッカーの構造上必要なパーツなので、特に便利であるとか面白い機構であるというわけではありません。
ただ、写真がなくて申し訳ないですがこのM4のバルブノッカーは秀逸です。
WEのGBBと同じ仕組みですが、ハンマーダウンしていてもマガジンが挿入できるようにノッカーが上方向へ逃げるようになっています。これは素直に便利です。
トリガーメカ。
シアーの厚みがあって、これも実銃パーツをリアルに再現しています。すべてアルミか何かの合金でした。
ちょっと部品点数の多くなったボルトキャッチ周り。
ボルトストップレバーとボルトを受ける部分はスチール製です。
ちなみにハンマースプリングはオリジナルで日本向けのものを組んでいます。
ボルトキャリアはスチール製。
フルサイズではなくイノカツやプライムより少し短いので、WAやG&Pのが流用できるかも。
ノズルは先端部分だけアルミ製であとは樹脂製。
ピストンは各社のパーツが使えそうな感じですがまだ試していません。
たぶんNPASも組めると思います。
海外モデルベースの場合、初速調整は必須です。
バルブが独自形状なので個人輸入のデチューンは厳しいかもしれません。
(こちらの商品には日本仕様として一工夫してあります。よって初速は0.989J以下です)
あと、WAのパーツを使ってマグナ化も可能。
たぶん最初はマグナで出すつもりだったんじゃないでしょうか(笑)
コレがうわさの新型ホップチャンバー。
マルイ電動用パッキンとインナーバレルが使用できます。
またバレルエクステンション及び、ホップユニットもWAM4用と互換性ありです。
夢が広がりますね。
Vホップパッキンが付いてました。はやく外で試射をしなくては。
アウターバレルは各社WAM4用が流用できます。
ちなみにイノカツのアウターは要加工でした。
●まとめ
外観: VFCならではの小奇麗な表面処理。イノカツほどのリアルさはないけれど
デティールにはかなり拘りが感じられる。ハンドガードは楕円のRRAタイプ。
バレルの刻印が無いのは残念。
内部: 新機構満載なのでパーツ強度などに不安はあるが、機械としては面白いかも。
ただ、ボルト閉鎖時のバウンドが上手く吸収できていないためフルオートに若干難あり。
バッファースプリングを硬めにしたほうが良いと思う。
作動、実射は次回の記事でお送りします。ただし、当店取り扱いのジャパンスペックモデルです。
Posted by バグダッド・カフェ at 08:03│Comments(0)
│長物ガス